保守点検
メンテナンス
自動ドアの内部に組み込まれている機械や制御器センサーなどはドアの開閉の繰り返しや年月の経過等によって、摩耗が進行し、これを放置しますと故障や事故 の原因となります。
保守点検の必要性
現在ご利用いただいている自動ドアの故障を防ぎ、安全かつ快適に使い続けていただくために、所有者等が毎日行う日常点検に加え、技術者による定期的な点検 をお薦めしています。
保守契約制度
所有者との契約により定期的な保守点検と緊急修理対応などのご都合を考慮した各種保守サービスプログラムを御用意しております。
安全について
安全への配慮は、所有者側の責任となります。自動ドアは施行が完了し、引き渡し終了後は管理責任は建物の所有者に移ります。自動ドアを正しい方法で使用し 維持管理をしていただく事になります。
安全性について
指挟み防止
- 全開時にドアの縦枠と中方立の間に30mm以上の隙間を設ける。
- ドア付きタッチスイッチと中方立の間に30mm以上の隙間を設ける。
- 全開時に戸尻とたて枠または壁との間に30mm以上の隙間を設ける。
ドア走行部における存在検出例
- ドア走行の内外に150mm以上のセンサー不感地帯を持たせない事が望ましい。
- 不感地帯が150mm以上の場合は、閉じ速度を250mm/秒以下に設定し対応する事。
有効開口
- 車いすの通る開口部では、900mm以上の有効開口幅がある事。
- その他の開口部は、最低750mm以上の有効開口幅がある事。
センサ部
車動作原理・通行者動線・使用場所などを検討し、意匠より機能を優先させ、安全の確保に努める。
有効開口
- ドアには自動ドアの表示を行う(表示位置は床上1000mm~1400mmの高さとする)
- 透明なスクリーンガラスには、ガラス表示ステッカー(またはマーク)を付ける。
- その他適切な警告、通知を行うための表示を行う。
■例
指示標識『立ち入り禁止』 通知標識『一方通行入口』『ドア注意』 安全規定標識『緊急時解放押し』